〇支台築造(コア)
A全部鋳造冠(FMC)
@3/4CK、4/5CK
@アマルガム充填
〇歯冠修復(充填、インレー等)
@メタルコア
〇歯冠補綴
B光重合レジン
または
Aレジンコア
@前歯部:唇面、舌側面、近心面、遠心面の4面のうち3面を覆うCKを3/4冠という。
臼歯部:頬側、咬合面、舌側面、近心面、遠心面の5面のうち4面を覆うCKを4/5冠といいます。
A全部鋳造冠(全CK、FMC)、
B歯冠継続歯(SK):いわゆる「差し歯」と言われているものはこの継続歯のことです。
根管を利用しますので失活歯が適用です。人工歯も必ず使用します。※保険適用外治療になりました!
B歯冠継続歯(SK)
Aレジン充填
@アマルガム充填:アロイ(銀、銅、錫の混合物)と水銀をミキサーで練和し、歯の窩洞に充填する。完全硬化に数時間かかりますので、即日研磨は出来ません。※最近は行われなくなりました!
ACR充填
化学重合型コンポジットレジン:過酸化ベンゾイルと3級アミンの化学反応によって硬化する。2種類のペーストを混ぜ合わせることによって硬化する。窩洞に充填後数分で硬化しますので、即日研磨ができます。
〇歯冠修復
〇歯冠補綴(全部鋳造冠、レジン前装冠等)
歯は抜髄して失活歯になると、歯の組織に栄養を送っていた血管が無くなり、歯はもろくなります。それで、歯冠部の崩壊が大きい場合は土台を作り、補強します。
@メタルコア
型どりをして、金属の土台を製作し装着します。
Aその他のコア
スクリューポストとレジンを併用して土台を作ったもの。
Dレジンインレー
CCKインレー
B光重合型コンポジットレジン:カンファーキノンが光に反応して硬化する。1ペーストタイプです。光をあてるまで硬化しないので、時間に余裕を持って充填操作できる。窩洞に充填し光を照射することによって硬化し、即日研磨できます。光照射器が必要。
CCKインレー:窩洞形成し印象後、技工室でインレーを鋳造作製し、診療室でセメントで合着します
Dレジンインレー:CKインレーと製作法は似ているが、技工室でワックスアップする代わりにレジンで作ったもの。最近では、自費ではあるが、これに極似しているE-MAXやジルコニアインレー等破折しにくい材料が出現している。
Pul、Perの治療済みの歯であっても、歯冠の歯質がたくさん残っていれば充填やインレー等の歯冠修復をしますし、全部鋳造冠やレジン前装冠などの歯冠補綴によって処置されます。
○歯冠修復(充填、インレー等)の場合
初診なら充形、修形で、同一初診中ならKPで算定する。
○歯冠補綴(全CK、レジン前装冠等)の場合
失PZ、レジン前装冠形成等