B根管長測定
感染根管Perの処置
細菌簡易培養検査(S培)
A感染根管処置
@ラバーダム
感染根管処置
B培地に投入
Aペーパーポイント挿入
@感染根管
↓
感染根管Perの処置
C根管貼薬
根管貼薬(根貼)
D根管充填
↓
@ラバーダム
無菌処置や防湿、器具が口の中に落下するのを防ぐ為に薄いゴムをかけます。
A 専用の器具(リーマーやファイルなど)を使って、細菌で汚染された歯髄(神経)や根管壁を取り除きます。
BEMR
電気抵抗を利用して、根管の長さを測ります.
根管長を確認するためリーマーを挿入したままレントゲンを撮ることもあります。
C根管貼薬
根管内を薬剤できれいに清掃します。根管内に薬剤を詰め、殺菌や病巣の治療を行い、その上から仮に蓋をします。症状により何度か薬剤を詰め替えます。
D根充:根管を密閉します。
薬剤のみをつめる方法と、薬剤とゴムのような薬剤(ガッターパーチャーポイント)を併用する加圧根充がある。
※感根即充:感染根管処置を行い即日根管充填をしたとき。Cの根貼を除いた場合。
根管充填(根充)
Perの歯で根管充填する時期を判断する検査です。
一般には何回かの根管貼薬の後、歯の打診痛や根管貼薬した綿栓に腐敗臭が消失した時期を、根管充填をして良い時期と判断しますが、細菌簡易培養試験(S培)によって根管内の無菌を確認してから根充することもあります。
C37℃48時間恒温
D陽性培養→混濁
E陰性培養後根充
Pulのまま放置し歯髄壊死から歯髄壊疽になったり、抜髄したまま治療を中断したり、修復物が脱離したまま放置すると、2次感染が起こり根管の再感染と根管部分を通過し根先部分に病巣を作ります。これを根先性歯周組織炎Perと言います。そしてこの汚染された根管を感染根管といいます。
Perは歯根膜炎とも言われますが俗名で、本来は正しくありません。
この汚染された感染根管の内壁をを、特殊な器具を使い機械的に削除し、薬物で消毒して無菌状態にしてから、薬剤で完全に密閉することを感染根管治療と言います。